良き日本の高度成長期。イケイケな1950年代後半〜70年代

こんにちは、うさわっしょいです。

突然ですが、皆さんはこの時代を生きてみたかったな〜とか思う時代はありますか??

私うさわっしょいは、なんと言っても「ALWAYS 3丁目の夕日」で描かれる舞台や新横浜ラーメン博物館で再現された高度経済成長期を目の当たりにしたかったな〜と思います。

最近では西武園遊園地が大規模リニューアルし、1960年代の街並みを再現しています。

当うさわっしょいの呟きで掲げるテーマ、「豊かになる」を正に体現している時代だと思っています。

また、日本における一大イベントが集中しているのもこの時代

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目次

当時の一大イベント

  • 東京タワー開通(1958年)
  • 東海道新幹線開通(1964年)
  • 2つのオリンピック 東京(1964年)冬季札幌(1972年)
  • 東名高速の開通(1968年)
  • 大阪万博(1970年)

まさしく、階段を少しずつ駆け上がって行く感じがしますよね!

埼玉の鉄道博物館では0系車両の展示で東海道新幹線の開通時が再現されていて、当時の高揚感が伝わってきます。

いずれのプロジェクトも、数々の人達の情熱の結晶と言えましょう。

3種の神器が庶民の手が届く価格となったことで広く流布し、一般家庭にも豊かな生活が波及したのもこの頃。

国民の8割が自らを中流だと認識する一億総中流社会と後に称されるようになります。

豊かな生活の象徴、3種の神器

  • カラーテレビ
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機

時の第58〜60代内閣総理大臣の池田勇人が1960年に打ち出した「所得倍増計画」の下、公共投資や社会保障の充実などが図られました。結果、国民総生産は毎年10%前後の伸びを記録し、10年間で文字通り所得が倍増したのです。

池田勇人(首相官邸ホームページより引用

所得倍増、いい響きですよね。

現代であてはめると、直近の平均給与約440万円から10年で約900万円近くになる計算です。

インフレの影響も受ける事にもなるとは思いますが、かなり夢がありますよね。

当時のサラリーマンはモーレツ社員と呼ばれるまでの働き方をしていました。残業・休日出勤どんとこいという感じですね。都心に向かう電車はもう超満員。

モーレツ社員の力の源泉

  • 働いたら働いた分だけ給料・会社の業績に直接反映されていた時代であったこと
  • 終身雇用制の定着

これらがひとりひとりの働くモチベーションを高めたと言えます。また、雇用者と被雇用者の結びつきが強かったようにも思えます。

私が当時に憧れのような感情を抱いていたのはまとめると下記となります。

  • 物質的に豊かになっていった
  • ワクワクするような国家プロジェクトの連続
  • 働いた分だけ見返りのある体制

上記要因で今日より明日、そして今年より来年は必ず豊かになっているという心持ちになれた時代というのが1950年代後半から1970代の日本なのだと思います。

そして、この時代はどうでしょう?!

現代

  • IoTやAIによる家電の進化
  • リニアプロジェクト、2025年大阪万博、2030年札幌五輪招致

上2つは約60年の時を経てシンクロしている気がしませんか?!

ちなみに、

  • ロボット掃除機
  • 乾燥機付きドラム式洗濯機
  • 食洗機

これらを現代版3種の神器と言うそうです!

昭和版3種の神器は爆発的に普及したと言われてますが、現代版はどうなんでしょう。またの機会に調べてみます。

ちなみに我が家では「ロボ吉」と名付けたロボット掃除機が掃除嫌いの私に代わって床掃除をしてくれています。(笑)

もう2つは置場の問題で今のところ断念です。(涙)

当時のサラリーマンと現代のサラリーマンでと決定的に異なるのは、働いた分だけ自らの懐に反映される形になっているとは言い切れないところ。

非正規雇用の増加やブラック企業の跋扈などが背景にあると考えられます。

終身雇用制の終焉

また、正社員としてでも1つの会社に勤め上げるという個人の考えも崩れつつあります。

欧米諸国ほどではないですが、転職の動きもやや旺盛になってきており、雇用者と被雇用者の結びつきは高度経済成長期ほど強くないと考えられます。

物質的に豊かになってはいるが、それを享受できるかは自分次第

物質的には豊かになっていますが、今は雇われの身で来年再来年に10%給料アップという時代では残念ながらありません。

もうひとつの武器を持って自分で豊かになる事を勝ち取る時代であると私は思います。

そのヒントは

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労働による給料アップよりも資産アップの加速の方が早いという事。

もはや現代を生きる上で欠かせないキーワードです。

自らで働きながらも、金に働かせることで豊かさを勝ち取っていきましょう。

では、また。

うさわっしょいでした。

※当時の様子を知る事ができる施設(一例)

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