こんにちは、うさわっしょいです!
今日はうさわっしょいとしては初めてのおすすめ書籍のご紹介。
お金について学びたい!
しかし、最近は書店でお金についてのほんが大々的に並べられているのを見るけどなんか小難しそう、
実用書形式読み慣れてないけど、小説だったら、、
そんなあなたへ!
実は、お金の事を学べる小説があるんです!
展開が気になって読み進めている内にマネーリテラシーが学べてしまう。
そんな金融小説とも言える作品がこちら!
「三千円の使い方」原田ひ香 著(中公文庫)
著者は他にも「三人屋」「東京ロンダリング」などお金の稼ぎ方や生活のやりくりなどを描いた数々の作品を出しています。
この「三千円の使い方」、どの世代にも刺さります。
全体は6章からなる一家とその周辺人物の物語ですが、各章で主人公・語り手が異なるのが特徴。
登場人物のそれぞれがお金に対して別々の悩み・考えを持っております。
主人公
社会人になってまだ間もないの20代独身女性である美保。
実家を出て憧れの都内一人暮らしをするものの、なかなか貯金ができずに悩む。
家族構成としては両親と姉、祖母がおり、両親・姉・祖母はそれぞれ近くで暮らす。
姉
学生時代からの恋愛を成就させ、早い段階で結婚。1人の娘の子育てに奮闘中。消防士である夫の多くない給料で節約しながら日々の生活を上手くやりくりしている。そんな中、同級生とのランチで、玉の輿をした同級生の暮らしっぷりを聞く。今まで何も思わなかったが、その少し贅沢な暮らしに対して憧れを抱くようになる。
節約のできない妹へ節約の極意を仕込む。
母
スマホやネットなど、最新のものを生活に取り入れる事が苦手な50代。
二人の娘は独立したものの、日々の家事をこなしながら英会話教室にも通う。
義母との関係は良好で、義母に手伝ってもらいながらとある方法で小遣い稼ぎを行うなど、行動力がある模様。
その最中で病気が判明して入院。
夫は家事のできない無口な男。
退院後もこの夫とこの先暮らしていくのか悩み始める。
祖母
美保の父方の祖母。
家庭菜園・ガーデニングが趣味の73歳。
「人は三千円の使いかたで人生が決まるのよ」と美保に教えてくれた人物。
面倒見が良く、家族は勿論、家庭菜園の趣味を通じて知り合った安生という人物の相談にも乗っている。
祖父に先立たれ、年金受給額が大幅に減った事で貯金を切り崩しながら生活を送る。見る見る貯金額が減っていることに不安を覚えるが、その事を家族に打ち明けられないでいる。この事から、とある決断をする。
この話の優れた点
上記のように、3世代の登場人物がいる事により、どの世代の読者にとっても境遇の近い登場人物がおり、その登場人物に自分を重ねて読む事ができます。
それぞれのライフステージを経て遭遇するお金などの悩みを知る事ができ、それに対する対処法を学ぶ事ができるんです!
当記事でも発信している
- 先取り貯金
- 株式投資
- 積立投資
これらが物語の中で語られています。
皆さんもマネーリテラシーの向上や復習も兼ねて是非一読ください。
以上、うさわっしょいでした。
三千円の使いかた (中公文庫 は 74-1) | 原田 ひ香 |本 | 通販 | Amazon
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