こんにちは、うさわっしょいです!
つみたてNISAを活用して株式投資を始めた人達は、資産が増えていってる今日この頃でしょう。
つみたてNISAの制度開始は2018年1月。
目次
今は上昇トレンドにある
当時の日経平均株価は23000円。そこから今は約1.3倍になりました。
米国のダウ平均株価は25000ドルから1.4倍以上の36000ドルをうかがうところです。
株価連動の銘柄に何も考えず入れているだけで、元本から大幅に資産を増やす事ができているのが今の状態。
今は資産を増やすにあたって良い時代とも言えましょう。
やるだけ上がっていくという意味ではボーナスタイムのようなものだったのです。
しかし、そんな状態がいつまで続くのかは誰にも分かりません。
ただひとつ言えるのは、経済には波があります。
この短期的な上昇トレンドはいつか終わりを迎え、下落トレンドへ転じる時が過去の事例から考えても必ずあると考えた方が良いです。
いざなぎ景気やバブルも、その最中はどんなに勢いがあってもやはり終焉を迎えました。
良き日本の高度成長期。イケイケな1950年代後半〜70年代 – うさわっしょいの呟き (usawasshoi.com)
順調に積み上がって元本超えをしていた資産がいきなりガーンとジェットコースターの如く落ちてしまったら、皆さまはどうしますか??
そんな時にしてはならないNG行動、さらにはやった方がいいぜという行動も今回はご紹介します。
損切りの為に売ってはならない。
自分の投資した銘柄の時価が元本割れすれば不安に駆られます。
この世の終わりのような感覚。
みるみる落ちていく評価額。
そこで思う事が
「このまま落ちていくのなら、損失を最小限にする為に今の内に売ってしまおう」
これ、NGです。
損失回避の心理が働いて、こうした考えに陥ってしまいます。
自分の投資元本=自分のもの!!
これが深層心理で働いてしまっているのですね。
人は何か新しいものを得られない事よりも、既に持ったものを失う事の方が大きな事と感じてしまいます。
それにより、失う恐れに耐えられなくなり今の損失を最小にしようとして働く考え
それこそが「今のうちに売ってまえ!!」論
資産売却によって得られなくなるもの
しかし、よくよく考えてみましょう。
これを売る事で、本当に損失を回避できるのか?!
いわゆるコロナショックで、私の国内株式の評価額も対買い付け時で合計100万以上のマイナスが出た時期がありました。
もう、本当にこんな感じですね。
見る度にチャートの数字が青く囲われてるんですよ(対前日で下落を表す)
しかし売る時の評価額ではなく、配当金に重きを置いていた為、売る事なく保有し続けることとしました。
株式を売ってしまうと、その後の配当金を貰える権利を全て放棄する事となります。
利回り4%の銘柄に投資していたとすれば、売却せずとも配当だけで30年弱で投資の元本は回収可能。
増配があればこの期間は縮まります。
暴落はバーゲンセール!!しかし、一気にやる大口の購入は避けるべし
暴落時は買いに動いた方が後々にとって有効です。
しかし、むやみやたらに買い漁ったり1つの銘柄に大口で投資するのは避けましょう。
今が安いかもしれないし、今後さらに下落が続くかもしれない。
その時が一番安いかどうかは誰も分からないからです。
購入に動くのであれば自分の欲しかったものを、期間を分散して少しずつ買い増ししていくのがオススメ。
期間と銘柄はバラバラにすることによって、リスクを分散する事ができます。
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いつ来るかも分からない暴落時に備える うさわっしょいの失敗談
私はコロナショックの直前に、「来年オリンピックや!!日本はこれからアゲアゲで株を安く買うなら今しかないっしょ!」と思って
持てるほぼ全ての現金を使い、色々な銘柄の買い増しをしていました。
外国人は流入し続けて旅行株や鉄道航空株はアップ、五輪の経済効果がさらに広い業界で波及する
コロナがなければこんなシナリオを描いてた投資家さんは多かったのでは?
しかし、前述の通り、暴落はいつ来るか分からないんです。
コロナが到来。
その時には私の投資用の現金が手元にほぼ残っていなかった為、買い増しをする事ができず、コロナショック前に買った銘柄が日に日に下がり続けるのを指をくわえながら見ているだけでした。
あの時に買い増しできる余力があれば…
同じ元本でももう少し高配当を狙えていたかもしれません
皆さん、こうはならない為に暴落時に備えてある程度現金も用意しておきましょう。
今のように株価が好調の水準にある時こそ、無理なまとめ買いはせずに現金をストックしておく事です。
そもそも再浮上が信じられない銘柄は最初から購入しない!暴落時にも焦らず、再浮上を信じて何があっても保有し続ける!
そんな気持ちで自分の資産と向き合ってみましょう。
以上、うさわっしょいでした。